1998年8月6日〜8日 大井川鉄道紀行

 1998年,時に小学4年生。当時よく見ていた「TVチャンピオン・鉄道王選手権」に影響されて,家族旅行で大井川鉄道に行くことにした(すげー単純^^;)。

 朝の5時(だったと思う)に家族4人で揃って家を出て,米原から名古屋までグランドひかり150号に乗り,名古屋から掛川まではこだま452号に乗車。掛川から金谷までは在来線で金谷にたどり着いた。

無事,金谷駅に到着。

ここからいよいよ大井川鉄道に乗り換える。

SL急行がやってくるまでの間にやって来た元京阪3000系。

実車は現在でも京阪でわずかながら活躍している。

線路の向かいにある沿線案内。

川沿いの区間が目立つのがお分かりだろうか。

午前10時前,いよいよSL急行が到着。

E10形機関車が最後尾に連結されていた。まさかデッキ付き機関車にお目にかかれるとは思ってもいなかった。

電化された1949年からずっと活躍している。

 そして待ちに待った乗車,大井川の車窓を眺め,SL音頭も聴きながら旧客の旅を楽しむ。昼頃に千頭駅に到着。千頭には大手私鉄から譲り受けた車両たちが待っていた。

↑今回乗って来たSL急行の牽引機C11-227は,アンパンマン仕様になっていた。

ちょっとびっくりした^^;

元西武鉄道の311系電車。

昭和20年代から40年代にかけて西武鉄道で使用された。

「ありがとう」のヘッドマークから,この後引退したものと思われる。

元北陸鉄道6010系電車。「しらさぎ」のヘッドマークがある。

北陸鉄道加南線に使用され,大井川鉄道に転属後,2001年に引退した。

元伊豆箱根鉄道の1000系電車。

転属に伴い旧西武色に復元されている。

左から西部312系,6010系,9600形蒸気機関車。

目の前に腕木信号機が^^;

ご存じ南海の21000系,往年のズームカー。

国鉄80系を思わせる前面デザインとヒゲがまたいい味出してる!

21000系と6010系の並び。

この並びももう過去のものとなった。

またもや京阪3000系に遭遇。

車体は元のままだが,台車などが交換されている。

↑昼飯の後はいよいよ井川線に乗車。

 大井川鉄道の井川線は,文字通り山岳路線となっていて,途中にはアプト式の区間も存在する。自分が乗った当時は,アプトいちしろ駅近辺でダム建設が行われていた。途中の接岨峡温泉で折り返し,千頭駅からまたSL急行で金谷へと戻る。

日本の蒸気機関車の中で最も長く活躍した車両の一つ,9600形。

キューロクの愛称で親しまれているのは周知の通り。梅小路でも保存されている。

帰りのカマはC10-8。バック運転で金谷を目指す。

C10で現存しているのはこの8号機のみ。

出発前に体験乗車している,10歳当時の自分w

  7日は主にレンタカーで静岡県内をドライブ。主に御前崎灯台や蓬莱橋を巡る。

朝ドライブに出発する合間に撮った113系。

掛川にて。

天竜浜名湖鉄道のディーゼルカー。

蓬莱橋から見た大井川。

橋がギシギシいって途中までしか行けなかった……。

 8日は在来線を乗り継いで自宅へと帰る。掛川から浜松まではJRを使い,浜松から遠州鉄道に乗り換え,天竜浜名湖鉄道の西鹿島を目指す。

遠州鉄道新浜松にて。

西鹿島からは天竜浜名湖鉄道に乗り換える。

この路線はかつて国鉄二俣線として使用されていた。

 天竜浜名湖鉄道でのどかな風景を楽しみ,豊橋に到着後はいよいよ名鉄のパノラマカーに乗車。

東海色の117系快速列車。

現在は帯が1本にまとまったと思うが……。

名鉄パノラマスーパー。

今は亡き名鉄7000系パノラマカー。

幸いにも先頭部分に席を取ることが出来た。

夏だけに,冷房がすごかったのははっきりと覚えている。

運転席は先頭の上の部分にあり,脇のはしごで上り下りする。

 新名古屋まで前面展望を存分に楽しみ,JRに乗り換えて無事,帰宅。ご覧いただき,ありがとうございました。

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