2011年8月6日
夏だ!!リニア鉄道館へGO!!
 
 期末テストも無事終わり,その褒美という意味も込めて,今回はかねてより訪ねてみたかった「リニア鉄道館」に,またまたあのI君と行くことにした。
 
 朝の8時前に起きて,9時過ぎの新快速で京都へと直行。新大阪からI君が乗っている京都発10:29の「ひかり」512号が来るのを待ちながら,撮り鉄にかかる。
 
 

本日最初の獲物は381系特急「くろしお」7号。

和歌山方面へ海水浴に行くのか,グリーン車もそこそこ繁盛していた。

ご存じ113系末期色のコンビ。湖西線の普通列車。

113系もここまで来たかと思わせられた。

9:53には寝台特急「日本海」が入線。

そこそこたくさんの人が乗っているのを見てのんびりしてるなと思った。

 
 「日本海」を見送ってすぐに新幹線のホームへと移動。I君が乗っている「ひかり」512号を待つ。
 

電光掲示板。入線直前になって何となくワクワクした気持ちになる。

車内でGTO素子のVVVFインバーターに酔いしれるI君とも合流し,名古屋へと向かう。

途中の米原や岐阜羽島を出発する瞬間の度に「コレたまらんわ〜!」を連発w

列車は無事名古屋に到着。

I君は到着直前にも車内でギリギリまで前に移動し,すぐにおニューのビデオカメラをスタンバイさせるなど,のっけから南田裕介レベルの興奮ぶり。

「ひかり」512号が出てすぐに,今度は「こだま」648号が入線。

その姿を認めるや否や,I君は「あ゙ーーーーーーっ!!」とまたもや撮影開始w

 300系新幹線(とI君)による派手な幕開けの後,すぐに在来線の12・13乗り場に移動。快速「みえ」や特急「ひだ」「南紀」の撮影にかかる。

まず最初に目を付けた獲物はキハ85系の特急「ひだ」9号。

ただでさえ暑いのに,カミンズのエンジンはそれを煽るかのように唸っていた。

383系特急「しなの」11号。

中央本線のれっきとしたエースとして活躍している車両の一つである。

東海地区で未だ現役の211系。普通列車の高蔵寺行き。

この他外見が少し似ている213系や,313系も見られた。

「しなの」11号を撮った後,ここでちょっと昼飯。

名古屋名物と言えばコレ,「きしめん」!非常に旨かった。

昼飯を食べてすぐにまた12・13番乗り場に。今度は快速「みえ」9号。

しかし肝心の出発シーンで見送りの親子連れに割り込まれ,茫然自失orz

気持ちを切り替えて次なる獲物へ。

「ひだ」11号と「南紀」4号の並び。

現在「ひだ」に使われているキロ85。

元々は「南紀」に使われていたが,2001年に「ひだ」に転用された。

一旦留置線に引き上げた後,「南紀」5号が入線。

海水浴へ行くためなのか,そこそこ乗車率は高かった。

その後すぐに11番乗り場に「しなの」10号が入線。

なんとトップナンバー編成だった!!

  名古屋駅での撮影を切り上げ,いよいよこの日のメインイベントとなるリニア鉄道館へ向かうべく,あおなみ線で金城ふ頭へ。到着して早々,博物館の外観に圧倒されてしまう。

エントランスを抜けてすぐにシンボル展示の区画にぶち当たる。

日本を代表する蒸気機関車C62。親子連れが割り込んでいるが,人気ぶりをアピールしてくれているので許す!

後の新幹線形式の開発に貢献した300XとMLX01-1。

特にMLXは,山科リニア実験線で581km/hをマークするという偉業の持ち主。

そしていよいよメインの展示室へ。行きも乗って来た300系新幹線。

奥が量産車,手前が試作車。

新幹線と言えばこちらも忘れてはならない。

100系と0系新幹線。この日は親子連れ向けに運転席でのフォトセッションが開催されていた。

0系の転換式クロスシート。

これの廃車による余剰品は在来線の一部の車両に転用された。

0系の食堂車。

この食堂で飯を食いながら,過去に乗った人は何を思うのだろうか……。

0系の食堂車のキッチン。

国鉄時代にはここでシェフたちが多くの料理を作り,利用者に提供した。

続いて100系のシート。

このあたりからシートも近代化され始めてくる。

100系新幹線の二階建て車両の食堂車。

ここで飯を食いながら景色を眺められるなんて,なかなかの贅沢だと思う。

クハ381のトップナンバーとモハ52。

381系は中央本線では1996年まで君臨し,モハ52系は京阪神で活躍した。

クハ381トップナンバーの方向幕。

ヘッドマークと共に「しなの」である。

クハ381のシート。

車内はアコモ改良が施されている。

こちらも見逃せない。0系のドクターイエロー。

結構な数の子供が走り回っていた。

 そしていよいよ,自分が心から愛してやまないあの名車との対面の時が迫っていた……。

来たああああああ,嫁ぇえええええ!!!

ご存じ名古屋の顔,キハ82-73。

特急型ディーゼルカーの嚆矢となる存在である。

嫁をサイドから。

このデザインが多くの人々を惹きつけたのは言うまでもない。

そして嫁の跡取り,キハ181。

I君は思わず「おおおお,相棒ーーーっ!!!」と絶叫。

余談だが,説明モニターのラストシーンで往年の「あさしお」が出てきたので,この時は2人で盛りあがってしまった。

キハ181のサイドを飾る栄光のJNRマーク。

I君はキハ181を常に見続けていただけに,感激に酔いしれていた。

キハ181-1の車内。

キハ181-1は四国で活躍していたということもあり,四国でアコモ改造された時の内装を残している。

指定席と禁煙の表示。

I君はますますかつての「はまかぜ」に思いを馳せるように。

  他にも色々な車両が展示されている。

展示室奥の左手にある車両。

左から16形,37形,クロ381,クモハ165,サロ165。

モハ52の隣にも渋い顔ぶれ。

モハ1,とED11。

電気機関車の古豪,EF58。

写真のEF58-157は晩年飯田線のトロッコ列車を牽引していたことで有名。

現在活躍する113系の先輩に当たる111系。

デカ目のライトを見た瞬間,子供の頃の記憶がよみがえって来た。

SLももちろん忘れてはいけない。

関西本線で活躍したというC57-139。

事業用車両の大ベテラン「花魁列車」ことオヤ31。

その脇をオハ35とスニ30が固める。

かつて多くの夜行列車で見られたA寝台車オロネ10。

サイドにはキハ48000とマイネ40がどっかり。

メインの展示室の全体図。

展示車両では大宮の鉄道博物館に勝るのではないかとさえ考えさせられた。

別の展示室にあるヘッドマーク類。

出来ればキハ82に一番上のヘッドマークを飾ってほしかったw

現役組の存在も忘れてはならない。

117系の編成が休憩室のように開放されていた。

117系の目の前に居座るケ90。

岐阜県の軽便鉄道で活躍した。

 午後5時頃にリニア鉄道館を発ち,名古屋駅に戻る。ホビーランドぽちに行くもののこれといった収穫はなく,続いて交趣ギャラリーも閉店で骨折り損。くたくたになって名古屋駅に戻る。

13番乗り場に佇む快速「みえ」21号。

これで昼の9号のリベンジを果たした。

晩飯は地元で食べると決めているので,それまでのしのぎ。

それがこの写真,あの時以来のコンビである。I君は思わず苦笑い。

帰りの新幹線は「ひかり」481号に決定。

無事京都に到着し,急ぎ足で普通列車に乗り換えて帰宅。

長文お読みいただき,ありがとうございました!!

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